2019年12月9日月曜日

【正しいブランディング:最高の顧客満足サービスとは】

ご存じのようにソフトバンク傘下のヤフーが衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZOを買収した。言うまでもなく前者の顔は孫正義氏、後者の顔は前澤友作氏。2人とも強烈な個性の持ち主でありアピール&プレゼン能力も一流なのに、今回のような結果に至ったその大きな違いとはいったい何なのだろうか?孫氏は会社のことを宣伝する。前澤氏は自分のことを宣伝する。さぁ、どちらに対して「この会社の製品が欲しいな。この会社のサービスを受けたいな」と思うだろうか。たったこれだけの違いだね。しかし、このことから導き出される肝心なことは、大前提としてどちらにしても会社の顔は絶対に必要不可欠ということだ。今、世界を席巻するアマゾンやフェイスブックなどの大企業だけでなく、日本の名立たる企業の顔はハッキリと分かるはずだ。「あれ?あの会社の社長って誰だっけ?」という企業だけが苦しんでいる。それが一番の信用であり信頼であり、安心できる顧客満足サービスだからだ。例えば税理士事務所でも、顧問先からすれば「事務所の顔は誰なのか?」ということを口にしないまでも潜在意識の中では必ず思っている。そして、それが決して一監査担当者ではないことも知っている。顧問先は、その事務所にお金を落としているわけなので真剣だ。通常の税理士業務を普通にこなすだけでは±0と同じことで、滑走路を延々と走っている状態と何ら変わらない。サッと大空へ飛び立つためには事務所の顔となるべく、正しいブランディングが100%大切だろう。自分のことを宣伝するのではなく、事務所のことを宣伝する顔として。
https://www.zeirishijimusyo.com/

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